大阪市立愛日小学校
学校の敷地は山片蟠桃氏の屋敷跡。
山片蟠桃氏は江戸時代後期の商人で学者。
8代目当主山片重明氏が小学校設立のために土地、家屋、建具を含めて
学校に寄贈した。
1929年(昭和4年)竣工
設計 建築家 横浜勉氏
2005年 校舎解体
現在は淀屋橋odonaが建っている。
母に見せると懐かしいと学校のことを話してくれた。
水洗式のトイレ完備。
エレベーターあり。
校内で作られた給食。
高校に上がり、水洗トイレでなかったので苦労したそうだ。
1929年に建てられた公立小学校にエレベーターがあったなんて
びっくりした。
大阪市はインフラが進んでいる。
1894年(明治27年)には下水道工事が始まり、耐用年数が過ぎた施設が
たくさんある。
私が子供の頃(約50年前)から水洗式トイレは当たり前だった。
大阪のコロナ感染者数が急増している。
ワクチン接種が始まり、みんな気が抜けたのか?
まだ医療従事者の接種も高齢者の接種も進んでいない。
建築物は老朽化したり需要が無くなれば再開発できる。
人の命は置き換えられない。