Camera and Photos

カメラと写真の毎日

イサムノグチ庭園美術館

 

2021年4月 入館をあきらめたイサムノグチ庭園美術館

 

slowly-turtle.hatenablog.com

 

2023年7月ついに再訪することがかなった。

 

受付のある建物

 

館内は撮影禁止だから、カメラは車内に置いてスマホだけバッグに入れて
行って正解だった。
1枚目の写真の像だけ撮影OK。

 

炎天下の中、数人の見学者と館内を歩き回る。
館内といってもほぼ野外。

この牟礼町は庵治石の産地だが、イサムノグチはこの石を使うことは
めったになかったそうだ。

有名な作品「エナジー・ヴォイド」は圧巻だった。
高さ3.6m、重さ17トン。
向かいに置いてあるベンチに座り続け、見上げたり見入ったり
周囲を歩いてサインを見つけたり。

 

ふと思いついたのは、芸術家は我がままなんだろうなってこと。

巨大な石を海外で見つけ、日本に船で何か月もかけて運ぶ。
日本の石はほぼ使わない。
町の石工さんの協力のもと、掘る、彫る、削る。
こっちに置こう、あっちに移動しよう。
誰がどうやって動かしたのか?

昔、妹が大学からトラックに乗せて持って帰った巨大キャンパスだって
家の前におろされたときは、口があんぐりだった。

館内は砂地になっていて、お寺の庭のようにきれいに掃き清められていた。
今もこの町の人に愛され、大切にされている。

バラ ガブリエル

 

ガブリエルについて

作出年 2008年

作出国 日本

作出者 河本純子さん

香り  強香

 

上級者向けのバラ
少しの甘さと、きりっとした青っぽい香りがする

枝は細く葉は薄く繊細
棘は柔らかく小さい

庭で手入れされている純子さんを遠くから見かけた
という理由で上級者向けなのに購入してしまった

 

昔、実家の庭にあったのは地植えのバラ5株と
鉢植えのバラ3株

さあ、自力でがんばれ!
強く咲け!と声をかけながら
ホースで水をやり、液体肥料を噴霧器でまいた
乱暴な育て方をしていたと思う

 

 

 

 

 

 

バラ アジュール

 

アジュールについて
作出年 2020年
作出国 日本
作出者 河本麻記子さん
香り  強香 ダマスクにフルーツ

 

育てやすいと聞いて購入した。
つぼみの状態で持ち帰り、すべて咲いた。
開ききる前に、部屋に飾ると甘く強い香りがした。
今は、次のつぼみがつくように世話している。

バラ 色の変化と香り

 

2つのバラは同じ株の同じ種類のバラ。
名前は…覚えてない。

つぼみの時はもっと濃い色で、開いていくと薄くピンク色に変わり
花びら1枚にもグラデーションがある。

 

花びらはもちろん、バラは香りがいい。
なのに、マスクをしたままだと、どんな香りかわからない。
顔を近づけ、マスクをずらし、さっと香りをかいで、マスクを戻す。

 

バラの香りには種類があるそうだ。
バラ愛好家さんたちには当たり前だろうけど、私は知らなかった。

 

バラの香りだ!とみんなが知ってる香りは
ダマスク香というそうです。
ダマスクって織物の名前だと思っていた。

誰が名付けて分類したんだろう。
相当嗅覚の優れた人だ。

 

 

www.baraken.jp

 

ここを読んで頭に入れたところで、実際に香りを知ったことにはならない。
こんなふうに分類されてるんだねと知るだけ。
大別しても7種類あるバラの香りを、何度も何度も嗅いでみたい。
そうするとようやく覚えられるかな。

バラ 夜来香

夜来香

作出年 2013年
作出国 日本
作出者 青木宏達さん

山口淑子李香蘭)さんにちなんで名づけられたのかどうかわからない。
華やかで堂々と咲くさまは、山口淑子さんのようだ。
といっても、私が知っているのは、国会議員になってからの山口さん。

夜来香はヤライコウではなく、イエライシャン と読む。

 

www.youtube.com


バラの夜来香のように華やかな美貌の方でした。

 

 

 

 

 

バラ ブラックティ

ブラックティ

ブラックティについて

作出年 1973年
作出国 日本
作出者 岡本勘次郎氏

岡本さんは京阪園芸の前身の京阪ひらかた園芸株式会社でバラの育種をされた。

 

遠い昔、菊を育てていた祖父に、毎年ひらかたパークに連れていかれた。
菊人形は不気味で、菊の香りは苦手だった。

ひらパーのバラ園は大好きだ。
京阪園芸はひらかたパークのバラ園だけでなく園内の植栽管理を担当していた。

 

keihan-engei.com

 



 

 

河本バラ園のバラ

 

4月に訪問。

河本バラ園で作出されたバラは花びらが薄くレースやフリル状のものが多いと思う。

露出アンダーで撮ってみた。


明るめに撮ってみた。

 

 

いつものことながら、花の名前が覚えられない。
バラの名前も覚えられない。

蕾の状態、咲きかけの状態、満開の状態で色が変わる品種が多い。
バラを見ると庭がほしくなる。