92歳の写真家 西本喜美子さん
西本喜美子さんを知ったのは4年ほど前だ。
ゴミ袋に包まれたご本人の写真がFace Bookの
ウォールに流れてきた。
バイクで疾走する写真
物干し竿に干される写真
どうやって撮ってるのか興味津々だった。
プロフィールを拝見し、2001年73歳で写真を始められた
と知った。
なんと彼女のウィキペディアがあった。
それも英文だ。
日本の写真家でネットのセレブリティと記載されている。
背が低くて小さいおばあちゃん。
まるで私だ。
私の方が30年ほど若いが、西本さんを見習おうと思った。
彼女が使っているカメラが知りたくて調べたら
Nikon F100、D5000、D300だった。
F100:785g
D5000:560g
D300:825g
気になる人がいると使用カメラが知りたくなる。
なぜなら重さが知りたいからだ。
重いカメラを敬遠してばかりじゃダメだと思った。
西本さんはある時期写真を撮る気持ちが少なくなった。
カメラを触らなくなってしまった。
ある日、椅子に腰掛けた彼女がビー玉を白いテーブルに
ばらまいた。
彼女は、テーブルに写ったビー玉の影を撮り始めた。
今はきゅうりにカビを生やして、カビを撮っているらしい。
家から出られなくても発想があれば撮れる。
足腰が弱ったら、椅子に腰掛けて三脚を立てればいい。
いろんなことを教えてもらった。